チャリティ指導対局=片上大輔六段
【札幌市・3月13日】
日本将棋連盟棋士・片上大輔六段が、3月11日(金)に起きた東日本大震災の知らせを受けて、チャリティ指導対局会を行いました。寄せられた義援金は。日本赤十字社を通じて、被災地域復興のために役立てていただきます。すでに口座振替手続きが済んでおります。
将棋文化普及活動のため数日前から北海道入りしていた棋士・片上大輔六段は、13日(日)札幌市において、東日本大震災の復興のためのチャリティ指導対局会を行って下さいました。
これは札幌市在住の久津知子女流初段の提案に片上六段が即応して震災直後にスピーディに企画されたもので、久津初段から連絡を受けた日本将棋連盟札幌中央支部(会長・上原聡)が、支部の月例会場に指導対局コーナーを特設することで実現したものです。
片上先生の指導を受けたい希望者は、受付で震災復興のための寄付をしたあと順次、片上六段の指導対局を受けました。
駒落ち~平手・多面指しで20局以上。感想戦でも、先生からの的確な指摘に「勉強になった」と札幌市の将棋ファンも満足げでした。
さらに、子どもの付き添いで来訪された方や支部の運営役員など、指導対局を受けない方々からもお志が寄せられました。
集められた浄財は、札幌中央支部で取りまとめ、復興に充てられるように速やかに日本赤十字社の東北関東大震災義援金に寄付いたしました。
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この度の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)は各地に多大な被害をもたらしました。
被災された方々に謹んでお見舞いを申しあげますとともに、少しでも早く復興の途に向かえますように、そして健康に過ごせますように、祈っております。
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