第二十回佐々木治夫杯将棋大会結果
とても良い会になりました。
関係各位、ありがとう。
第20回佐々木治夫杯。
とりわけ、挨拶が良かったです。
前夜祭の十勝支部長
「Welcome to TOKACHI (発音・・・ちょっとヘタ) 」
「お・も・て・な・しっ! (発音・・・ちょっとヘタ) 」
は、真面目な御挨拶に、しゃれっ気を含めていて、いい味を出してました。
大会当日、釧路チームからの優勝杯返還のときの
「やられたらりかえす!倍返しだ!」
「じぇ、じぇ、じぇ~っ!」
は、流行を追う軽さが出ていて「前夜祭で飲み過ぎたんだろ、お前」ってな
雰囲気を大事にした風情が良かったです。(御自身も「飲み過ぎて」、とおっしゃってたのは好感)
★でも一番、感心したのは、団体戦・決勝戦の稚内vsみずならA戦でした。
なにが感心したかって、あんた、そりゃ記録係ですよ。
大将戦、副将戦といった大事な対局にもかかわらず、
そこの記録係に若手を抜擢してきたのです。
これはいい!
記録係は、
「すみません『渡辺俊雄』って漢字で書けないので
お名前だけは(棋譜記録用紙に)書いてくれませんか」と
堂々と言う、そんな新進気鋭の若手君が、それでも棋譜だけは
しっかりと取ってくれました。
こういう若い人材がいるということは、十勝の将棋界は明るいですな。
(周囲の十勝の大人達が、しっかり育てているのでしょう。)
彼らは、北海道最高レベルの将棋を間近に見て、しっかり育ってくれるはずです。
「おれは子供のころ渡辺俊雄と湯上真司の棋譜を取ったことあるんだぞ」
ってね。
【提案】これからの将棋大会の大事な記録係は・・・「若手に受け持って頂く」というのはいかがでしょうか。
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