道場『みずなら』閉店
将棋道場『みずなら』が本年6月をもって、閉店致します。
それは下記のような道内アマ棋界の激動にともなうものですが、結論は下記★印となります。
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一般社団法人北海道将棋連盟(略称:道将連)は、3月21日の臨時総会で「解散が決議(可決)」されました。
この決議を受けて、一般社団法人北海道将棋連盟は、4月1日付で解散し現在、清算活動中。
4月から新たに「日本将棋連盟北海道支部連合会(略称:道連)」が結成されました。
(この「道連」は日本将棋連盟の北海道にある支部の連合会です。)
「解散した旧:道将連」の支部だった各地の団体は、その多くは日将連の支部に衣替えしますし、すでに日将連への手続きを済ませて衣替えした支部もあります。
一方、従前より道将連の支部ではなく、もともと日将連の支部のところ(富良野支部、函館親子将棋教室支部、札幌駅前支部、札幌中央支部など)も、おそらく道連へ加盟するのでしょうし、現に加盟手続きを済ませている支部もあります。
そのような道内二十数支部のうち多数の支部が「道連」に加盟すると思います。ただし道連への加盟は、全支部の義務ではありません。道連に加盟しない支部も有り得ます。
しかし「プロ団体:日将連」は、北海道アマ棋界の窓口を「道連」と考えています。
「道将連」は解散しましたし、今後は「道連(北海道支部連合会)」が道内アマ棋界を取りまとめていくことになります。
現在、道内各地の支部に道連への加盟が呼び掛けられています。
そして約20の支部が、すでに加盟表明し、日将連への手続き中です。
しかし道連は、まだ結成されたばかりなので、運営担当者は、実は確定していません。
細かいルールも決まっていません。(できたてほやほや)
でも、そうは言っても、日将連との連絡はしなければなりませんし、地区予選も進めなければなりません。
なので、暫定的に臨時に、事情通が自主的に役員を担って、初期の運営を進めています。
(会長:工藤学/副会長:宮野政彦/幹事長:中條範広/副幹事長:鷹羽賢/副幹事長:神成大輔/事務局長:山下弘人/会計:橋本あきら/最高顧問:桜井亮治/顧問:高野明富・・・などなど)
以上のメンバーは暫定メンバーです。
暫定的に臨時に役員が道連を始動することについては、道将連の臨時総会で内諾を得ているもので、道将連の各支部は異論がないものと考えます。(反対票もありましたけど多数決では諾。)
「日本将棋連盟北海道支部連合会(略称:道連)」が、大海に船出する時には、きっと船長以下の船員が決まることでしょう。今はまだ、港湾で積み荷のチェック、税関手続、航路海図の準備の段階。
これから、道内将棋ファンが結集して細部を決めていくのです。
(みんな仲良くやっていこうね。>ALL)
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さて「北海道将棋会館(建物・土地)」は、どうなるか。
現在、この不動産の所有権は、一般社団法人北海道将棋連盟(略称:道将連)にあり、きちんと登記されています。
道将連は解散しましたし、これから清算するのですが、その所有不動産を法令に反しない形で、どうにか処分しなければなりません。
法令に従う処分方法は、どうやら二通りです。「国・道・市に寄付する」か「その他の公益法人に寄付する」か、どちらかです。
先に行われた道将連の臨時総会では、後者の「その他の公益法人に寄付する」という方針を採用しました。その寄付先の公益法人の第一候補は、公益社団法人日本将棋連盟です。
つまり「北海道将棋会館(建物・土地)」は、一般社団法人北海道将棋連盟の所有から、公益社団法人日本将棋連盟の所有に変わる見込みです。(どっちにしても会館建物は「将棋」に使うのだ!)
「北海道将棋会館(建物・土地)」が日将連の所有になっても道内将棋ファンのために使わせてくれるのではないかと、私は勝手に思っておりますが、具体的な手続き・運用は未定です。そもそも不動産の所有権の移転がすんなり行くかどうか、日将連が寄付を受諾するのかどうか、まだまだ調整中。
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【結論】
1、道将連は解散・清算
2、会館建物土地は日将連に寄付
3、北海道支部連合会が道内棋界をまとめる
↓ ということで
4、「日本将棋連盟北海道支部連合会」が「公益社団法人日本将棋連盟」の許諾を受けて「日本将棋連盟」が所有することになるであろう「会館建物土地」を使用して、道内将棋界のために活動する。
(具体的には、連合が会館に管理者を置いて、道場経営を行ったり、全道大会を取り仕切る)
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★北海道支部連合会の(暫定)会長に工藤学氏が就任。
彼が北海道将棋会館を管理し、そこで道場経営も行う。
しかし現在の、北10条西1丁目の道場『みずなら』との併設は難しい。
そこで北10条西1『みずなら』は閉店。
ただし南4西9の道会館でオープンする新道場の営業戦略としては、
「将棋道場『みずなら』が当地に移転しました」みたいな言い方の方が集客力があるのではないか等、
検討中。道場名に『みずなら』と付してはどうだろうか、との声も聞かれる。
道会館の将棋道場は、日将連から北海道支部連合会が不動産を賃借して、道場を経営する、という仕組みなので、道場のオーナーは工藤学氏ではない。
従来の北10条西1『みずなら』は工藤学氏が家賃を負担し席料を収受していたのだが。
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とは言え、以上のことが、はたして、どうなるのかは今のところは未定。
道将連の清算手続き、日将連の対応、道内各支部の御意見・御見解・御協力、運営に携わる役員達が出来ること・出来ないこと、その他将棋ファンの方々の声・考え方などによって、決まること。
【文責】山下 弘人(やました ひろと)
電話 080-1976-7186
メール rxu00105@nifty.com
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