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2015年5月10日 (日)

挑戦者たち(2)

【挑戦者たち(2)】

では[挑戦者たち]とは、いったい誰なのか。

それは、もうお察しの通りです。お分かりでしょう。

工藤学氏です。
 そして、各支部から集まる連合会の幹事たち。

ここまでの絵を描いた(企画・立案した)のは工藤学氏です。
私は彼から聞かされたたくさんの話の一部をここにこうして載せただけ。

私も若干のお手伝いはしましたけど、この3年間、実際に行動し道棋界の中心にいたのは彼です。

研究熱心な彼は各方面に勉強に出かけます。

①道将連を主管する道庁を訪問して担当者から行政側の話をお聞きし、②上京して日将連の役員の先生方に御挨拶し、③来道なさった棋士の先生方にもご意見を伺ったり、④不動産業者に当たって売買条件を打診したり、賃借物件を探したり、改修業者に見積もりを出させたり、⑤法人登記関係手続きを司法書士と打ち合わせたり、他にもさまざま、⑥例えば札幌市の当時の副市長(現市長)や教育長、市議会議員にも将棋文化の件で打ち合せをもっています。

そういった関係は、みんな工藤学氏が無償でやってきました。
(無償どころか手間暇かけて出費もしています。)

今となっては無駄な動きだったなぁ、という行動もなくはないのですが、そういう経験も含めて、いろいろ悩んで進めてきたのです。

それを私は近くで見てきた。だからこういう連載が書けるのです。

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さて、そうして、この後、彼は何をしたいのか。
どういう手法を使って道内棋界を活発にしていこうというのか。
その勝算はあるのか。

彼の考えるその手法が、良いのか悪いのか、メリット&デメリットは、成功の可能性&失敗のリスク、・・・
いろいろな評価・検討はもちろん必要でしょう。
連合会などで幹事の皆様と話し合って検証します。

しかし、私の中ではもう結論が出ています。

彼に任せるのです。

・昔からこういう場面では、こう指すところとしたものです。
・このまま手をこまねいていてもジリ貧でしょう。
・何か勝負手を放つしかない局面。
・良くても悪くても この一手!

道内棋界は彼に託すしかない、というのが私の大局観です。

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【付録】「 工藤 学 」考   (工藤学は何者なのか)

・若い頃は、医薬品関係業界で営業の修業
・その後独立し、札幌市白石区で会社を経営していた。
・札幌市北3西2「将棋サロン&カフェ みずなら」を田中美昭氏が開業(2008年10月)した際の常連客。
・初代支部長となる田中美昭氏が日本将棋連盟札幌中央支部を設立(2009年7月)した際会員集めに尽力した。
・2011年2月「将棋サロン&カフェ みずなら」閉店。それに相伴って二代目支部長に就任。
・閉店により拠点を失った札幌中央支部が月例会(2011年3月-7月)を「札幌市民ホール」で行っていたときの運営の中心メンバー。
・2011年6月、自社を白石区から北10西1MCビルに移転し、そこに将棋道場も併設した。
・二代目支部長・道場席主として札幌中央支部を100人支部に押し上げた。
・その後、一般社団法人北海道将棋連盟の理事に就任。
・北海道将棋連盟改革推進本部:本部長就任
・札幌中央支部の支部長を三代目支部長山下弘人に異動し、自らは道将連改革に軸足を移す。
・日本将棋連盟札幌中央支部 支部長から身を引き、副会長へ就任
・札幌市内各所の児童会館を巡回しての初心者教室を年間50回ほど実施中。
・毎年、「さっぽろ王将戦」を私費で開催
・将棋四段
・公益社団法人日本将棋連盟公認将棋指導員
・北広島市在住、たぶん64歳くらい。少し血圧が高めなのが、やや心配。

工藤学の口癖
「過去を言ってみても仕方がない」「犯人探しはしない」
「仕組み作りが大事」「みんなを巻き込んでやっていく」

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