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2015年8月 3日 (月)

<自民党杯の改革>

<自民党杯の改革>

自由民主党総裁杯。
これは全国大会はありません。道内各地の予選を勝ち抜いた選手が全道大会に参戦します。特徴的なのは、B級があることでしょうか。全道トップレベルのトーナメントと並行して、もうひとつの全道大会を行います。

自民党大会の「改革」は、出来ません。なぜなら、この大会はスポンサーが強い。スポンサーの意向で決まります。

そしてスポンサーからの拠出金も相当なものです。

ですから地方から札幌にいらっしゃる選手の方々の交通費・宿泊費の援助があったりします。また、各選手に渡される参加賞も“粗品”ではなく結構な物だったり。さらに、上位入賞者に免状が与えられたり。

ということで、金を出すスポンサーの意向には逆らえませんし、金さえ出してくれれば逆らう気もありません。自民党、協賛等=交通費・宿泊費・粗品・免状なんでもござれ。
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実は、この自民党杯の運営には、
社団法人北海道将棋連盟の理事長を長く務めて下さった武谷洋三氏が尽力しています。
武谷氏は自民党(道内組織)と太いパイプがあって、そのお陰で自民党(道内組織)が大会スポンサーになってくれていて、だから北海道だけの大会なのです。

もしも、この大会の何かを「改革」したかったら武谷洋三氏に働きかければ良いと思います。たいていのことは聞いて下さると思います。きっと改善できるでしょう。

そういうわけで、「大会の運営の諸々」は改善できる。それは、あまり大きな問題じゃない。

問題は、やっぱり「予算」です。

近年は自民党も資金的なユトリがしぼんできたのか、予算が縮小する傾向にあるのです。
それを武谷洋三氏が粘って予算交渉して取ってきて下さっているわけです。しかし、予算割当は、どうしても右肩下がりで、だから、かつてほどには交通費・宿泊費・粗品・免状が潤沢ではないのです。

以前を知るオールド将棋ファン方から見れば、今の自民党杯は寂しく見えるのではないでしょうか。

その武谷洋三氏も70歳を超えて、理事長も辞めて、道棋界の第一線から身を引きつつあります。でもまだまだ頑張って頂きたい。そうでなければ自民党杯の存続が危うい。

頑張れ>武谷洋三!

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